情報行為と記号学 : 広義の情報学の構築に向けて
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概要
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高校に新設される普通教科『情報』の学問的基盤についての一連の検討の一つで,この教科が継続的に有効な教科であるためには,広義の情報学の構築,特に,"情報の意味"をとりあつかえる方法論の開発が必要であることを述べる.そのために,"情報行為"という過程を抽出する行為論が必要であること,また,記号論ないし記号学として知られる学問領域を情報科学分野に根付かせ,拡張して使うことが必要であることを述べる.また,"情報の意味"を論ずる検討から生まれた,人間のコミュニケーション過程のモデルを提示する.これはいわゆる"コードモデル"ではなく,当事者間の意味の伝達を,内部状態の変化だけを考慮してシンプルに表すことができるモデルである.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-05-10
著者
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