分散環境における協調学習を実現するための学習グループ形成支援システムの研究
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概要
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協調学習の中心活動は学習者間の対話である。他者と協力して問題解決を行う場面に直面すると、自己の要求を満たす学習相手を選択し、適切な学習グループを形成することが重要となる。コンピュータネットワークを用いた分散環境は、実世界のface-to-face環境に比べて相互の意志疎通を十分に行うことが困難なので、学習相手の選択を助ける支援機構が必要である。本論文では、分散型の協調学習支援システムにおいて、学習グループの形成に学習者の意志の反映を可能にするシステムを構築し、学習者の意志の反映が学習効果の向上に繋がること、特に、学習者の"嗜好性"に基づく学習相手の選択を許すことが重要であることを示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-12-19
著者
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