OSの性能評価を可能とする命令トレーサの開発

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概要

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マルチメディアアプリケーションやネットワークサーバは, オペレーティングシステムへの依存度が高く, その性能をオペレーティングシステムに左右される場合が多い.このような場合には, アプリケーションプログラムとオペレーティングシステムを同一環境において, 同時に性能測定を行う必要がある.本稿では, アプリケーションとオペレーティングシステムの性能を総合的, 定量的に測定, 評価を行うための命令トレーサ『鶴』と解析ツール群『鶴Tools』の設計と実装について述べる.『鶴』は Intel x86アーキテクチャ上で動作するLinux Ver2.0.34に実装されている.『鶴』を用いることにより, APとOSの性能を定量的に測定することが可能となる.
2000-05-18

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