アクティブクランプを用いた直列共振形コンバータにおけるコモンモードノイズ低減化について(小テーマ : 回路技術関連)

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概要

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スイッチング電源は小形・軽量・高効率の特長を持つため、電子情報機器用電源として、今日広く用いられている。しかし、電源内部において、スイッチング素子が数十kHz--数百kHzの高周波でオン・オフ動作するため、それ自体がノイズ発生源となっている。特にコモンモードノイズ電流がノイズ放射の原因となるためこれを低減することが強く求められている。スイッチングコンバータにおいて、スイッチングサージを抑えるソフトスイッチングを実現するためには補助スイッチとキャパシタから構成されるアクティブクランプ回路と共振回路の結合が極めて有効である。本稿では、産業応用機器において、特定の接地ループを有する場合について、アクティブクランプを用いた直列共振形コンバータのコモンモードノイズ低減化手法を実験及び解析の両面から検討を行う。実験では従来回路と比べて1/1000の低ノイズ化を実証している。
2004-02-06

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