HIDランプの点灯特性に及ぼす駆動波形の影響について

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概要

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HIDランプ(High Intensity Discharge Lamp)の中でもショートアーク型のメタルハライドランプは、極めて発光効率が高く、白色光で演色性に優れており、点光源であるため、液晶プロジェクタ用の光源として広く用いられている。一方、メタルハライドランプには、不規則なアーク輝点の移動による光出力のちらつきが問題となっている。このちらつきを低減させる手法として、ランプの駆動電流矩形波の極性が切り替わる直前にパルスを重畳させることによって、アーク輝点の移動を抑制することができるという報告がなされている。本稿では、ランプ点灯回路の出力矩形波に様々な波形を重畳させ、点灯特性に及ぼす影響について検討を行った。その結果、いくつかの種類の波形を加えた場合には、ちらつきが抑えられることを確認することができた。
社団法人電子情報通信学会の論文
2003-02-07

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