改善形昇降圧PFCコンバータの電流不連続モードにおける動作特性(エネルギー関連, 一般)

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概要

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従来PFCコンバータとして多く用いられている昇圧形回路は出力電圧が高く、低電圧負荷に対しては、2段目のDC-DCコンバータに大きな降圧比が必要となり、高効率を維持することが難しくなる。それに対し、フライバックコンバータは出力電圧を比較的自由に選べることができることを利点としている。しかし、この回路も、入力電流がピークの大きなパルス電流となるため、高効率達成に難点がある。先に、筆者らは、従来のフライバックコンバータのスイッチの導通角を広げてピーク電流値を下げることにより効率向上を図る回路方式を提案している。本論文では、この改善形昇降圧PFCコンバータに対し、電流不連続モードにおける動作特性を解析と実験により詳細に調べ、効率向上および高調波規制IEC61000-3-2のクラスDを満足する良好な結果が得られることを示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
2005-07-14

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