懸垂法によるエチゼンクラゲNemopilema nomuraiのターゲットストレングス測定
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概要
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この論文の目的は, 生きたエチゼンクラゲのターゲットストレングス(TS)を推定することである。実験は韓国南岸でSCUBAおよび定置網で採集した7個体について行った。海水水槽の中央に生きた個体をつるし, 周波数38kHzと200kHzでTS測定を行った。また, その行動を水中カメラで観察した。平均TSは38kHzで-79.0〜-47.5dB, 200kHzで-72.2dB〜-46.0dBとなり, 200kHzの方が1.5〜10.6dB大きかった。ほぼ同サイズの個体のTSで比べると, SCUBAで採集した個体の方が定置網採集のそれより約20dB小さかった。また, 傘の形状変化に伴いTSも変化した。
- 2005-07-15
著者
-
向井 徹
北海道大学大学院水産科学研究院
-
飯田 浩二
北海道大学大学院水産科学研究院
-
向井 徹
北海道大学大学院水産科学研究院・水産科学院
-
黄 斗〓
麗水大学校水産海洋大学
-
広瀬 美由紀
北海道大学大学院水産科学研究科
-
飯田 浩二
北海道大学大学院水産科学研究科
-
Mukai Tohru
Graduate School Of Fisheries Sciences Hokkaido Univ.
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