成長発育に伴う不正咬合者の歯牙許容量の変化について
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概要
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Harmony between the supporting bone and the tooth size is one of the major factors in the formation of a proper dentition of the permanent teeth. A method for measuring the size of the supporting bone, which enables normal positioning of the teeth, was developed by this department and has been in active use for some ten years. The size of the supporting bone measured by this method was designated S. C. M. (seating capacity of maxilla and mandible). Based on this method, a comparative study was made on the average values of S. C. M. using gnathostatic models, prepared before and after treatment, and examinations were also made of the effect of extraction, performed in the cases of disharmony between S. C. M. and the tooth size, on the later growth of the supporting bone. For the study, a total of 68 female patients, treated at the Department of Orthodontics of the College, with an average age of 9 for commencing treatment and an average treatment extending over a period of 5 years, were examined. These included 15 Class I Extraction Cases, 8 Class II Extraction Cases, 13 Class II Non-extraction cases, 17 Class III Extraction Cases and 15 Class III Non-extraction Cases. The following results were obtained : 1. Comparison of S. C. M. values at the time of commencing treatment : At the age of 9 for commencing treatment, the values of Class II Cases were greater than those of Class III for the maxilla. On the other hand, the values of Class III Cases were greater than those of Class II Cases for the mandible. For Class I Cases, the values for both maxilla and mandible were in-between. When compared with the persons with normal occlusion, Class III cases showed similar values for the maxilla, but all the other cases showed greater values. 2. Comparison of the average annual growth rates of S. C. M. for 9 to 14-year group : For the maxilla, Class III Non-extraction Cases showed the highest values and Class II Extraction Cases the lowest. For the mandible, Class II Non-extraction Cases showed the highest values and Class II Extraction Cases the lowest. On the whole, non-extraction cases showed greater values than extraction cases. The fact that Class I Extraction Cases, which showed greater values than the persons with normal occlusion, at the age of 9, showed only half the average annual growth rates of those with normal occlusion is considered attributable to the effect of extraction on the increase in S. C. M. values with later growth.
- 九州歯科学会の論文
- 1978-01-31
著者
-
一田 利道
九州歯科大学共用試験OSCE実行委員会
-
山田 建二郎
九州歯科大学歯科矯正学講座
-
山田 建二郎
九州歯科大学・歯科矯正
-
佐藤 通泰
九州歯科大学歯科矯正学講座
-
兼子 正幸
九州歯科大学大学院歯学研究科:九州歯科大学病理学教室
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