双方向ピギーバックを用いた動的負荷分散における負荷情報の更新手法
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概要
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分散計算機システムにおける各計算機の負荷の不均衡を解消し、リソースを有効利用するために種々の動的負荷分散制御が提案されてきた。動的負荷分散においては、他のノードの状態を知る方法が重要な問題の一つである。著者らは、トラフィックへの影響が少ない点、実行して初めてわかるジョプ量などに応じた負荷分散への拡張性の利点に注目して、双方向ピギーバックによって得た状態情報を得る方式を提案した。しかしこの方式では、状態情報の更新がおこなわれにくいノードが存在する。本稿ではこの点を解決するために、得られてから時間が経過した情報を更新する四つの方式を提案し、シミュレーションによって評価する。その結果、時間の経過に従って予想内客数を減少させる方式が最も短い応答時間を示した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-11-14
著者
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