対話プロセスの記述モデル(EDCモデル)の提案
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概要
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機器システムを効果的に対話場面に導入するためには,実際の対話プロセスを分析し,その実態を適切に把握する必要がある.我々は,対話プロセスが効果的におこなわれたか,効率的におこなわれたかを評価するための枠組みとして,議論のプロセスを,展開過程,深化過程,収束過程の三つからなると仮定する記述モデル(EDCモデル)を開発した.このモデルは言語と行動の両面に関し,実際に行われた対話プロセスを時間軸に沿って上記三つの過程にわけ,その論議の内容によって各発話ないし行動に記述ラベルを付与するものである.実際の会議事例に適用した具体的事例を紹介し,今後の課題を述べた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-01-27
著者
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