複合作業に関する操作性評価モデル : DTM
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概要
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車載情報システムのユーザインタフェースの使い勝手向上を図るために,その効率性を機器開発に先立って定量的に評価するモデル(DTM:Dual Task Model)を開発した.モデルは,機器操作における単位動作とその結合ルールとからなる.任意のシステムの評価に際しては,所定のベンチマーク課題に対する当該システムの操作手順を単位動作系列として表現し,その所要時間の総和として効率性の評価値を求める.モデルは,機器操作に集中できる駐車中(シングルタスク状況)と,機器操作と運転操作を往復する走行中ないし停止中(デュアルタスク状況)の双方を評価でき,その評価構造を視覚的に表現できることを特徴とする.実車走行実験による妥当性検証では,実測値との高い相関性が認められた.現在,画面構成との関連等について更に拡張を検討中である.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-17
著者
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