病院消毒廃液中のクロルヘキシジン,ベンゼトニウム及びベンザルコニウムの溶媒抽出による吸光光度定量(<特集>環境汚染物質の分析化学)
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概要
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Sensitive and selective spectrophotometric methods are proposed for the determination of chlorhexidine, benzethonium and benzalkonium, which are useful and popular disinfectants in the hospital, by solvent extraction based on ion pair formation. Chlorhexidine reacted with tetrabromophenolphthalein ethyl ester (TBPE) to form a 1 : 2 red violet ion associate (λ_<max>= 570nm) and its molar absorptivity was 6.77×10^4 l mol^<-1>cm^<-1>. The determination limit was 0.058μg/ml. This method was more sensitive than other associates with TBPE and applied for the determination of trace amounts of chlorhexidine in the hospital disinfectant waste water. Benzethonium and benzalkonium (bulky quaternary ammonium disinfectants) were selectively determined by extraction based on ternary ion pair formation among quinine, Bromophenol Blue and quaternary ammonium ions. Optimum pH range was 6.5〜7.1. The molar absorptivity of benzethonium associate was 5.04×10^4l mol^<-1>cm^<-1> and that of benzalkonium was 4.85×10^4l mol^<-1>cm^<-1> and relative standard deviations were about 1.5%. λ_<max> was at 610nm. This method is also available for the determination of quaternary ammonium disinfectants in waste water.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1987-03-05
著者
-
大野 典子
朝日大学経営学部化学教室
-
大野 典子
朝日大学経営学部
-
佐々木 英人
鳥取大学工学部物質工学科
-
大野 典子
朝日大学教養部化学教室(旧岐阜歯科大学)
-
酒井 忠雄
朝日大学教養部化学教室(旧岐阜歯科大学)
-
嘉本 武史
鳥取大学工学部工業化学科
-
市辺 伸夫
鳥取大学工学部工業化学科
-
酒井 忠雄
朝日大学教養部化学教室
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