仕様獲得支援システム:K-SCORE(2) : 仕様構成部の構成とその機能
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概要
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K-SCORE仕様構成部の目的は、顧客の記述した非形式的な要求仕様を、設計者(K-SCOREユーザ)が分析してシステムの形式的仕様(機能仕様書)を作成する過程の支援である。機能仕様書はシステムが要求を実現するためどのような機能を備えているかを分析したもので、機能仕様書を作成する目的は要求を機能に分解することで要求の正しさや実現性を保証することにある。従って仕様構成部は以下の3点を支援する。(1)必要な知識を獲得しつつ仕様文から機能を洗い出す支援(2)それらの機能を定義する支援(3)機能が要求を正しく実現することの確認を行う支援本システムの方法論的特徴は、知識獲得戦略に基づくユーザとの質問応答でオブジェクトモデル表現による仕様の内部モデルを構築することである。K-SCOREでの仕様構成部の仕様検証の視点は、入力要求文から構成した記述として形式的な誤りがないかどうかであり、そのように構成的に獲得した機能に対する正当性の検証には別の視点(仕様精錬部、仕様実行部)も必要である。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
-
中村 英夫
(株)東芝 システム・ソフトウェア技術研究所
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西村 一彦
(株)東芝
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西村 一彦
(株)東芝システム・ソフトウェア技術研究所
-
久野 禎子
(株)東芝システム・ソフトウェア技術研究所
-
久野 禎子
(株)東芝システム・ソフトウエア技術研究所
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