モジュール構造を持つプロローグのデータベースインターフェース
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概要
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我々は現在、実用的なプロローグの処理系を目指して研究、開発を行なっている。この処理系はプログラムを複数の部分に分割して開発するためのモジュール化機能を備えている。またモジュール管理用の様々な機構が導入されている。今回はこの処理系において大規模なデータをも扱えるように言語拡張したことについて報告する。DEC-10 Prologでは、プロローグ内部データベースを扱うために assert/retract 述語を提供している。しかし、このデータベースはプロローグのワークスペースを消費するため大規模なものを扱うことはできない。さらに読出し専用のデータベースの利用時にもワークスペースを消費するためメモリの利用量を低下させることになる。一般に大規模なデータを扱うときにはファイル等の二次記憶を利用するのが好ましい。プロローグのデータ読み出し方式はパターンマッチングによる項の取り出しである。したがって二次記憶としてはインデックスサーチ等の可能な外部データベースが良い。ここではSQL等の外部データベースとのインターフェースを取る際のプロローグデータベースとの整合性について論じる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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江藤 博明
日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所
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大場 充
日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所
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江藤 博明
日本アイ・ビー・エム株式会社サイエンス・インスティチュート
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大場 充
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所
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大場 充
日本アイ・ビー・エム(株)サイエンス・インスティチュート
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江藤 博明
日本アイ・ビー・エム 東京基礎研
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