propolice:スタックスマッシング攻撃検出手法の改良
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概要
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C言語で構築されたアプリケーションでは、バッファーオーバーフローに起因するスタック破壊によりプログラム制御が奪われてしまうことがある。本論分ではバッファーオーバーフローの検出について、従来から提案されていた手法の問題点を述べ、その改良手法を提案する。改良点は、(1)ローカル変数中に現れるポインター変数がスタック破壊で操作されないように、スタック上の場所を変更すること、(2)関数の引数に現れるポインター変数がスタック破壊で操作されないように、ローカル変数に複製し、複製した変数を使用すること、(3)パフォーマンスオーバーヘッドを減らすために、ある条件の関数ではプロテクションコードの生成を止めること、の三点である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-07-18
著者
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江藤 博明
日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所
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依田 邦和
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所
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依田 邦和
日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所
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江藤 博明
日本アイ・ビー・エム株式会社サイエンス・インスティチュート
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江藤 博明
日本アイ・ビー・エム 東京基礎研
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