多国語化を目的としたシステム・メッセージの標準化
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概要
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オペレーティング・システムのシステム・メッセージは,現在自然言語で記述されており,ふつう英語である.エンド・ユーザへのメッセージは国語化される例が多くなっている.しかし自然言語によるシステム・メッセージの記述は,曖昧さと使用言語の特性のため,そのままでは機械翻訳にはむかない.1つのメッセージ・ライブラリで複数のユーザ言語をサポートする場合も,計算時間の点で欠点が多い.上記の問題を解決する方法として,簡単な形式言語を使うことを提案した.今回はその言語で記述されたシステム・メッセージを,実行時にユーザ言語に変換するシステムについて述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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大平 剛
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所
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大平 剛
日本アイ・ビー・エム株式会社 サイエンス・インスティチュート
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大場 充
日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所
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大場 充
日本アイ・ビー・エム(株)サイエンス・インスティチュート
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