COBにおけるオブジェクト指向機能 (<特集>オブジェクト指向コンピューティング)
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概要
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COB (C with OBject)は著者らが開発しているオブジェクト指向言語である.COBの主眼点は,オブジェクト指向を基本にして,それに近年のプログラミング言語技術で有効性が実証されている主要な手法を結合することにより,プログラム,およびその開発プロセスの質的向上をねらった汎用言語を提供することにある. 本論文では,現在実現されているCOBのオブジェクト指向について説明する.まずCOBの設計方針について述べ,以下,クラス,多重継承,型,そしてクラスのビューについてその基本的な内容を説明する.最後に現時点でのCOBの使用経験について述べる.
- 日本ソフトウェア科学会の論文
- 1989-01-13
著者
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大平 剛
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所
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吉田 幹
日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所
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上村 務
日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所
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構内 寛文
日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所
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Lucassen John
日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所
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上村 務
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所
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- Brad J. Cox 著, "Object Oriented Programming An Evolutionary Approach", Addison Wesley, B5判, 274p., 1986
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