インターネットにおけるソフトウェア流通システムの試作
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概要
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近年のパーソナルコンピュータ (以下 PC) の低価格化やインターネットの普及により, PC が一般のユーザにも広く普及しつつある. 一方, その高度利用を促進するソフトウェアの流通は依然としてハードウェアの記憶媒体を介しており, ソフトウェアメーカやユーザにかなりの流通コスト (時間, 経費) がかかっている. しかも, 結果的に殆ど使用しない高額なソフトウェアの購入や, 逆にソフトウェアの違法コピーなどが横行しているのが実情である. これに対して, ネットワークによるソフトウェア流通の研究「超流通」が森らによって着手されている. また, 課金部分を特別なハードウェアモジュールによるその実装が試みられている. 本報では, 最近様々な応用システムで適用が試みられているエージェント機構を用いて, 一般的な汎用の PC を対象とした, ソフトウェアのみによるソフトウェア流通システムについて報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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