金融機器組み込みソフト向けPOLの開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在、ソフトウェアの高生産性、高品質の確保が求められる中、対象分野に特化した開発手法やツールにより支援していくドメインCASEの効果が期待されている。我々は、ATM(Automatic Teller Machine)制御用の組み込みソフトに対する、POL(Problem Oriented Language)の開発を行っている。ATM制御ソフトの開発は、基本的なソフトが存在し、これを顧客毎の仕様対応に変更することで行われ、新規に作成されることは少ない。そこで、顧客毎の仕様の違いをソフトウェアに容易に反映し、ソフトの一部を自動生成することにより、開発期間の短期化、生産性の向上を実現することを目的している。以下、仕様記述モデルに焦点を当て、詳細に報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
-
清水 洋子
株式会社東芝 研究開発センターシステム・ソフトウェア生産技術研究所
-
岡安 二郎
株式会社東芝研究開発センターシステム・ソフトウェア生産技術研究所
-
田中 利幸
(株)東芝システム・ソフトウェア技術研究所
-
清水 洋子
株式会社 東芝 研究開発センター
-
藤巻 昇
株式会社東芝研究開発センターs&s研究所
-
藤巻 昇
株式会社 東芝 研究・開発センター システム・ソフトウエア生産技術研究所
-
小尾 俊之
株式会社 東芝 研究・開発センター システム・ソフトウエア生産技術研究所
-
岡安 二郎
株式会社 東芝システム・ソフトウェア技術研究所
-
田中 利幸
株式会社 東芝システム・ソフトウェア技術研究所
-
小尾 俊之
東芝
関連論文
- 形式的仕様記述におけるわかりやすいネーミング
- ソフトウェア品質保証システムESQUT : 仕様書段階における評価技術
- 機能モジュールの優先度評価に基づくテスト作業の効率化手法
- プログラマの視点からのソフトウェアコンポーネント評価手法
- 社会情報システムのGUI設計指針の提案
- 状態遷移仕様からのテストデータ生成方式
- 製品特化CASE構築のためのドメイン分析
- 4C-5 プログラムの構造と動作の理解支援
- 意味転送言語STLをベースにしたCASEデータ交換の検討
- 分野特化CASEにおける支援ツールの開発プロセスについて
- クライアントサーバシステム構築支援
- 金融機器組込みソフトウェア向けCASE用ジェネレータ
- 金融機器組み込みソフト向けPOLの開発
- オブジェクト指向設計法に関する一考察
- 再利用支援システムSRED
- モジュール部品を用いたソースコード自動合成システム
- 設計情報を用いたソフトウェア変更支援方法
- 標準パターン活用の構造エディタ (エディタ)