オンライン手書き図形データベースシステムの作成と手書き図形パタンの解析
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概要
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ペンコンピュータ(pen-based computer)の開発が活発になってきた.開発の方向にはつぎのふたつがある.ひとつは従来のシステム機能をペンで操作できるようにする方向、もうひとつはペン独特の機能を実現する方向である.本論文はペン独特の特徴を生かした新しいスクロール方式を提案する.ペンコンピュータの画面上にごく小さな矩形領域を設け,ペン先の微細な動きだけでスクロールができるようにする.この方式をマイクロスクロールと呼ぶ.この方式は,マウスや矢印キーでは実現できない、微細な作業のできるペン独特のものである.一般的(例えば,マツキントッシュ)に使われているスクロールバーと比べ,スクロールを行うために動かす手の移動通は微少ですむ.また間接的なスクロールができるという特徴がある.本論文では,実現したマイクロスクロールの概要,特徴,操作法について述べる.また,ペン先のチャタリング現象とその防止法も述べる。
- 1992-02-24
著者
-
守屋 慎次
東京電機大学工学部電気通信工学科
-
任 向実
東京電機大学工学部情報通信工学科
-
守屋 慎次
東京電機大学 工学部 情報通信工学科
-
守屋 慎次
東京電機大学工学部情報通信工学科
-
守屋 慎次
東京電機大 工
-
谷中 大
東京電機大学工学部
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