類似データ検索のためのファイル構成法

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概要

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文字データを効率良く検索することができ、データ数の変動に対して動的再編成も可能な方法に、B木、B^+木、動的ハッシュ法などがある。そして、それらを基にして類似データを検索するファイルが提案されている。他方、構造を持ったデータ、例えばグラフなどを入力として、入力と類似したグラフを効率良く検索をする方法については筆者の知る限り見当たらない。構造を持った類似データを効率良く検索するためには、データをデータ間の距離に基づいてクラスタに分類すれば良い。しかし、これまで提案されてきたクラスタリングの方法はクラスタの代表点の決定法や分類基準が明確ではない。本稿では類似キー検索ファイルの構成法と、質問項目qが与えられたときの検索法について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1996-09-04

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