誤ったキーでも検索できるファイル構成法
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概要
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本研究は,誤ったキーでも検索できるファイルの構成法とその操作方法について述べている.データベースシステムが大型化するにつれ,データが誤って記憶されることも多くなる.また,人は誤ったキーを記憶していることもある.さらに,音声の機械認識では認識出力にいろいろな誤りがあることが多い.このような事態に対処するために類名表記を用いた階層ファイルが幾つか提案されている.しかし,キーの挿入・削除を考慮しているものはない.ここで提案するファイルは,キーの挿入・削除を容易に行えるようにこの階層ファイルの構成にB木を用いたものである.長さ6~10の英単語16,651語を用いて,検索・更新のコスト,および記憶利用率を調べ,本方法の有用性を確かめた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-10-29
著者
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