順序回路のラッチ再割当て手法
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概要
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近年、LSIの高集積化に伴い論理合成・最適化の研究が盛んに行われている。順序回路については、状態遷移記述から合成を行う最適符号化手法が研究されているが、取扱規模の小ささがその手法の欠点となっている。その問題を克服するために、組合せ論理とフリップフロップ(FF)により記述される規模のより大きい順序回路に対して最適化を行う研究が活発になってきている[I][2]。文献[1]では、単相クロックで動作するエッジトリがのFFの最適割当て(リタイミング)が提案されているが、現在、非常に良く使用されているデータ貫通状態を持つようなラッチ(以下、単にラッチと呼ぶ)を対象にしていない。そこで、ここではオーバーラップ多相クロックで動作するラッチの最適割当て手法を新たに提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
-
清水 嗣雄
(株)日立製作所
-
戸次 圭介
(株)日立製作所日立研究所
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戸次 圭介
日立製作所
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島 和正
日立
-
清水 嗣雄
(株)日立製作所中央研究所
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平塚 憲晴
(株)日立製作所
-
島和 正
(株)日立製作所
-
戸次 信介
(株)日立製作所日立研究所
-
戸次 圭介
(株)日立製作所
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