順序保存符号によるデータ圧縮の実験結果
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概要
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データベースなど大量のデータを記憶する場合、何等かのデータ圧縮が必要とされる。瞬時に復号可能な静的符号化としては、ハフマン符号化が最適であることが知られており、データ圧縮の技法としての実用性も高い。しかし圧縮したデータに対しある操作を施す場合には、原データに復元する必要がある。だが、符号化の工夫によってはこうした復号操作が不用になる実用例も多く考えられる。データベースでは2つの値の比較が本質的な操作と考えられる。この場合元のアルファベット順序が符号語上でも保存されている順序保存符号化を用いれば、データ同士の比較が符号語のままの比較操作で実現できる。順序保存符号の理論的考察は[1]で報告済みである。本稿では、英語辞書ファイルを用いて、符号化しない場合、ハフマン符号化、順序保存符号化をした場合の各々について、圧縮率・検索時間を測定したのでその結果を報告する。
- 1991-02-25
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