多項式時間で直列化可能性判定ができる履歴クラスのサイズについて
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概要
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直列化可能性判定が多項式時間で行える履歴のクラスがいくつか提案され、それらの包含関係が知られているが、クラスの大きさに関する定量的な評価はほとんど行われていない。任意に与えられた履歴のアクションを入れ替え、こうしたクラスに属するように履歴を変換するプログラムを並行制御スケジューラと呼ぶ。従ってこうしたクラスサイズの評価はデータベースのスケジューラの設計の際にも、基礎的なデータとなるはずである。本報告では、ランダムに発生させたトランザクションの実行履歴がどのクラスに属するかを判定するプログラムを作成し、各クラスのサイズを測定する実験を行ったのでその結果を報告する。
- 1994-03-07
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