統合化ファイルアクセス法(IFAM)のサーバ化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ネットワークの普及につれワークステーションは相互に結合され、さまざまなアプリケーションがその上で稼働している。それらのアプリケーションではネットワークに結合されていることを活かして、相互にデータを共有するということが当然の前提となっているものが多い。一方、筆者らは既存のアクセス法の統合とマルチメディアデータの効率的な操作・蓄積を目的に、統合化ファイルアクセス法(IFAM)を作成してきた[盛屋92][古舘92]。IFAMは無限可変長かつ編集可能なレコード、柔軟な検索キー、集合操作などの特徴を持ち、さまざまなアプリケーションへの応用が可能である。今回このIFAMをネットワーク上でクライアント・サーバ方式のファイルサーバとして利用できるよう拡張した。その際OSの提供するソケット、共有メモリ、セマフォを利用し、バッファ共有や、排他制御を実現した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
関連論文
- 高機能アクセス法 AAM の形式モデルとその実現方式
- 個人情報の管理環境
- 非正規関係にもとずくデータベースの考察 : 情報表現の最小化について(知識ベースとデータベースの統合化に関する研究)
- 統合化ファイルアクセス法(IFAM)の実現手法
- 動画像内容検索方式の提案
- マルチメディア教材作成支援ソフトについての考察
- 効率的な地図データの表示方法
- 複数の探索木を用いた地図データの空間探索
- CD-ROM/DVD用日本語全文検索方式
- 統合化ファイルアクセス法のCD-ROMへの適用
- 地図情報システムのためのBD木を用いた空間探索
- 統合化ファイルアクセス法(IFAM)の集合操作
- 地図システムのマルチポイントラバーシーティング
- 統合化ファイルアクセス法(IFAM)のサーバ化
- 統合化ファイルアクセス法(IFAM)の性能評価
- 統合化環境を目指したファイルアクセス法の提案
- 高機能ファイルアクセス法AAMの概要