ATM交換機用管理オブジェクトを用いたエージェントシステムの一構成

概要

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光システム,ATM技術等の広帯域通信の基盤技術が整備されてくるとともに,多様なマルチメディアサービスの実現が期待されている.この様な多様なサービスを提供する為には,ユーザ,キャリア,ベンダの様々な要求条件を総合的に満たす統合ネットワークアーキテクチャが求められている.その中でも特に,従来個別に実現されているオペレーション系とサービス制御系を統合するアーキテクチャが重要である.オペレーション系のフレームワークは,ITU-TSによりTMNとしてまとめられている.TMNではリソースをオプジェクト(管理オプジェクト.以下M0)としてモデル化し,そのオプジェクトを操作するインタフェースを規定している.一方,サービス制御系では,サービス制御ノードと交換ノードを分けるアプローチとしてINの検討が進められている.また,M0インタフェースをサービス制御にも適用し,オペレーションとサービス制御を統合するINA,あるいはINAを母体とするTINA-Cの研究開発が進められている.INAに代表されるこの様なアプローチに基づいて統合ネットフークを検討する際,(1)サービス制御が可能なM0の開発と,(2)サービス制御に対応できるエージェントシステムの実現方式が基本課題となる.以下,この2つの課題に関する検討結果を述べる.
一般社団法人情報処理学会の論文
1993-09-27

ATM交換機用管理オブジェクトを用いたエージェントシステムの一構成

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