段階的変換によるLispプログラムのベクトル化
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概要
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知識情報処理への要求が高まるにつれて、並列計算機あるいはスーパコンピュータによる非数値処理の高速化への期待も高まっている。従来、特にPrologに対して、非数値処理のベクトル化による高速化法の研究が行われてきたが、Prologだけでは適用範囲が狭いことが一つの問題であった。ここではベクトル型のスーパコンピュータにより非数値処理の実行を高速化する方法を確立するため、Lisp言語で記述されたプログラムを対象として取上げる。方式として段階的なプログラム変換により、具体的にはBoyer-Mooreの定理証明プログラムの高速化実験を行ったので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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