OR並列実行のための論理型言語プログラムのベクトル化法
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概要
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ベクトル計算機(スーパ・コンピュータ)を使用して論理型言語プログラムを並行処理するための一種のプログラム変換法(ベクトル化法)を開発した.このベクトル化法は,OR並列性があり,引数の入出力モードが確定しているプログラムを対象とする.この方法では,原始プログラムの論理変数ごとに,それが探索木上のことなる位置でとる複数の値を各要素とするベクトルをつくり,それをベクトル処理するプログラムを生成する.この方法をNクウィーン問題のプログラムに適用して自動変換し,生成されたプログラムがただしく動作することを確認するとともに,ベクトル計算機S-810において2.6MLIPSという高い実行速度をえた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-04-15
著者
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