カラーステレオマッチングの一手法
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概要
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両眼視(ステレオ視)観測によって物測によって物体の形状やその空間位置情報を取得し認識する技術は,画像処理の中でも重要な課題であり,幅広く研究がなされている.このステレオ視は,コンピュータビジョンの分野において,対象物体の三次元位置情報を抽出するための有効な手法となっている.しかしながら,今までのそれらの多くは,入力画像についてエッジ等の特徴点を抽出し,両画像の特徴点間で対応付けを行っており,入力画像そのままの各点の対応付けを行うものは,必ずしも多くはない.本文では,両眼視観測結果の対応付けにおいて、何らかの特徴点抽出を行なって限られた孤立点のみについて距離情報や位置情報を取得するのではなく,色情報を利用してエピポーラ線の全線に互って対応付けを行う一手法を提案している.この手法は白黒階調画像の対応付けにも応用可にである.豊富な色情報または階調情報を利用しているために,物体表面の詳細な三次元形状を把握することが可能である.まずステレオ視にカラー画像を用いた時の問題点を示し,さらにカラー画像の一例としての白黒濃淡画像に適用するステレオマッチングアルゴリズムについて述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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野田 健一
拓殖大学工学部
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野田 健一
拓殖大学 工学部
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野田 健一
拓殖大 工
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野田 健一
拓殖大学工学部 情報工学科
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石山 幸男
拓殖大学
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川合 亨
拓殖大学
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MS イマン
拓殖大学
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濱田 純多
拓殖大学
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諸角 建
拓殖大学
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諸角 建
拓殖大学工学部 情報工学科
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諸角 建
拓殖大学工学部情報工学科
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