目的志向協調推論技術による多列車種別運転整理方式
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概要
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列車ダイヤが乱れた場合の回復計画の立案(運転整理)を行なう場合、特急、急行など列車の種別が多くなる(多列車種別)とダイヤが複雑となり、整理案の作成条件やその絡みや動的・例外的な変化が増大し、妥当なものを探索・選択するのは難しい。しかも、こうした判断をリアルタイムで行なうことが必要なため指令員の負荷が増大し、計算機による支援に対する要望は高い。本論文ではこの様に複雑かつ探索範囲の大きい問題解決のための目的志向協調推論技術を用いた運転整理案の作成支援方式について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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鶴田 節夫
株式会社日立製作所システム開発研究所
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鶴田 節夫
(株)日立製作所システム開発研究所
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石井 賢一
同水戸工場
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岸 清美
(株)日立情報制御システム
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西島 英児
(株)日立製作所
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穴道 徹夫
(株)日立製作所
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石井 賢一
(株)日立製作所
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西島 英児
日立 システム開研
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