目的戦略志向協調推論向け知識構築支援方式とその評価
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概要
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AI技術のサービス産業への応用として, 列車運行や車両・乗務員の運用, エレベータなどの保全技術者巡回計画などのスケジューリングを適用対象とする目的戦略志向協調推論技術における知識構築支援方式を開発し, その有用性を確認した. 本推論技術では, 全体の目的をより具体的な下位目的に分割し, 各目的に対する戦略と実現方式を階層的に展開できる知識構造(目的戦略ネットと呼ぶ)をとっているため, 人間の思考過程にマッチした情報収集が可能で, 熟練した計画担当者の経験やノウハウを推論実行に必要な知識として反映しやすいという特徴がある. そこで, 目的戦略ネットを操作画面上にグラフィック表示し, ビジュアルな操作が可能となる知識構築支援環境を実現し, 知識の構築および改善の効率化を図れるようにした. 本論文では, この知識構築支援ツールのコンセプトおよび実現方式について述べるとともに, エレベータの保全技術者巡回計画作成システムへの適用結果およびその評価を通して,本ツールの有効性を示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-10-15
著者
-
鶴田 節夫
株式会社日立製作所システム開発研究所
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本間 正喜
株式会社日立ビルシステム
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中野 明男
株式会社日立ビルシステム
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石田 秀昭
株式会社日立製作所システム開発研究所
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西島 英児
株式会社日立製作所システム開発研究所
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石田 秀昭
(株)日立製作所システム開発研究所
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西島 英児
日立 システム開研
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