日本語ワードプロセッサにおけるイメージ編集
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概要
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日本語ワードプロセッサ上でイメージ機能が実現され、表現力豊かな文書の作成ができるようになった。しかしながら、日本語ワードプロセッサにおけるこれまでのイメージ機能というのは、イメージデータをイメージ入力装置または外部記憶上のファイルから読み込んできて、必要な部分をトリミングするといった程度のものであり、例えば回転,拡大,縮小などのように、イメージデータそのものに対する編集機能はほとんどなかった。このため、読み込む原稿は予め必要とする大きさに複写機などで拡大,縮小しておかなければならなかった。一般に高度なイメージ編集機能を実現するためには専用のハードウェアと多くのメモリを必要とするが、ハードウェアとしてはイメージ入力装置のドライバの追加だけで、またメモリの増設なしに日本語ワードプロセッサ上に高度なイメージ編集機能を実現したので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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伊藤 精悟
(株) 東芝 マルチメディア技術研究所
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山中 到
(株)東芝青梅工場ワープロ設計部
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堤 義直
(株)東芝 青梅工場
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堤 義直
株式会社東芝青梅工場ワープロ部
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伊藤 精悟
株式会社東芝情報通信システム技術研究所
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山中 到
株式会社東芝青梅工場
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堤 義直
(株)東芝青梅工場ワープロ設計部
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