エッジ情報を用いたハイブリッド符号化法
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概要
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デジタルカラー画像(以下カラー画像)はデータ量が非常に大きい(A4 200dpiで約12MB)。一般に、符号化により圧縮して記録メディアに保存することが多いため、高い圧縮率で記録することが望まれる。カラー画像の圧縮には、JPEGがよく使われる。JPEGは、写真などのような自然画像の圧縮には適しているが、文書画像にはあまり適さない。写真や文字が混在するカラー画像を高い圧縮率で記録するために、それぞれの領域に合った圧縮方式を使う研究が行われている。しかし、写真と文字領域を分離するには多くの技術課題が残っている。本方式は、写真と文字領域を分離することなしに、高い圧縮率で圧縮する方法であり、カラードキュメント画像を効率良く管理するシステムを提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20