日本語PostScriptインタプリタの試作
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概要
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PostScriptは,Adobe Systems社が開発したPDL(Page Description Language :ページ記述言語)であり,米国市場においてはプリンタインタフェースとして事実上の業界標準になってきている。国内でもDTP(Desk Top Publishing: 卓上出版)の普及に伴ない,PostScriptがPDLの業界標準仕様の地位を得ようとしている。そして,PostScriptの日本語化とその仕様を実現したプリンタの開発が待たれている。今回,東大PostScript研究会で検討された「日本語PostScript仕様第一次案」に対応したインタプリタを試作したので報告する。試作の目的としては,仕様案が実際のインタプリタの実現に際して矛盾のないこと,欧文版の仕様と整合すること,及びインタプリタの変更作業上の問題点のあらいだしである。今回の試作では,まず欧文用PostScriptインタプリタをJ3100GT上に実現した。そして,日本語仕様を実現する上で変更が必要となる部分を明確にした。次に,日本語仕様対応のユーザ定義フォントを扱えるようにインタプリタを変更した。試作したインタプリタの確認作業としては,日本語仕様に基づいたユーザ定義の漢字フォントプログラムを実行し,ディスプレイ上に漢字を表示して行った。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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堤 義直
(株)東芝 青梅工場
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長谷部 幹夫
株式会社東芝情報通信システム技術研究所
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有賀 英雄
(株)東芝 デジタルメディア機器社 青梅工場 パソコン開発部
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長谷部 幹夫
(株)東芝 情報通信システム技術研究所
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堤 義直
(株)東芝青梅工場ワープロ設計部
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堤 義直
(株)東芝
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