微生物によるビタミンB_1誘導体の変化 : (II)Escherichia coliによるDisulfide型ビタミンB_1誘導体のビタミンB_1への復帰
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概要
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Modified thiamine compounds were easily converted to thiamine in the culture of E.coli. Disulfide-compounds, such as thiamine propyldisulfide (TPD) and O-benzoylthiamine disulfide were more easily converted to thiamine than S-acyl-compounds, such as O, S-dibenzoylthiamine and O, S-dicarbethoxythiamine. TPD was reduced to thiamine by the cell-free extract (CFE) of E.coli but not by the cell debris. TPD was more strongly reduced to thiamine by the CFE in its alkaline range than in its neutral range and at higher temperature (60〜100℃) than 37℃. The CFE, when heated for 5 min., was shown to reduce TPD more strongly but when heated for over 30 min., it was partly inactivated to reduce TPD. Such SH-blocking reagents as PCMB, NEM and MIA, when added to the CFE, or dialysis of the CFE weakened the reduction of TPD by the CFE. Thus SH-groups of protein in the CFE were shown to be responsible to the reduction of TPD by the CFE.
- 日本ビタミン学会の論文
- 1968-12-25
著者
-
紀氏 健雄
神戸学院大・薬学部・社会薬学・生化学研究室
-
川崎 近太郎
School Of Pharmacy Kobe-gakuin University
-
川崎 近太郎
大阪大学薬学部衛生化学教室
-
西井 正博
大阪大(薬)衛生化学
-
紀氏 健雄
大阪大学薬学部
-
西井 正博
大阪大学薬学部衛生化学教室
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