車両の積荷量と振動加速度との関係

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概要

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車両の振動は, 車両自身に荷重のある場合と, ない場合で, 相当相違するものと考えられる。この研究は, 車両に対する木材の積荷量を実際に変化させ, その際の振動加速度の変化を実験, 考察したものである。試験方法は, 車両に対する積荷条件を除けば文献(1)^<2)>〜(4)^<5)>と基本的に同じであり, 積荷条件は車両の満載量を全量(Table 2,3)とし, これを3段階に分けて検討した。考察, 論議の主なる内容はつぎのことがらである。(1)積荷量(木材の量)の増加とともに左右, 上下の振動加速度値が, どのように変化するか。(2)左右, 上下の振動加速度値の変化には, 両者にどんな関係があるか。(3)路面判定のために, 積荷車両による振動加速度の測定が適当かどうか, および, 測定上積荷条件をいかに考えるべきか。(4)積荷量の増加と測定計器の感度についての検討。
一般社団法人日本森林学会の論文
1964-06-25

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