MRSA (methicillin-resistant Staphylococcus aureus) による気管潰瘍の稀な 1 症例

元データ 1992-09-25 日本呼吸器内視鏡学会

概要

症例は89歳男性, 平成3年12月13日に左大脳梗塞後遺症で大牟田記念病院入院, 去痰困難のため12月19日に気管切開術施行した。平成4年3月10日より血痰が出現し, 気管支鏡検査を施行し, 気管中部の右前側壁に白苔を伴う潰瘍を認め, 同部の気管支洗浄液より多剤耐性黄色ブドウ球菌(methicillin-resistant Staphylococcus aureus; MRSA)を検出した。他の一般細菌や結核菌は検出されず, 細胞診で悪性所見はなく, MRSAによる気管潰瘍と診断した。治療として, 塩酸バンコマイシン(1g/日)の点滴静注及び抗潰瘍剤としてソルコセリル(170mg/日)静注を14日間行い, 改善が見られた。

著者

大泉 耕太郎 久留米大学医学部第一内科および関連施設
西本 光伸 久留米大学医学部第一内科および関連施設
市川 洋一郎 久留米大学第一内科
市川 洋一郎 久留米大学
大泉 耕太郎 久留米大学医学部第1内科
時澤 史郎 久留米大学医学部第1内科
明石 洋三 大牟田記念病院
小田 哲男 大牟田記念病院
甲斐田 徹 大牟田記念病院
時沢 史郎 久留米大学医学部第1内科
甲斐 田徹 大牟田記念病院
時沢 史郎 久留米大学 第1内科

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