ロード・ストアアドレスの早期生成によるデータ依存解消手法
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概要
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ロード・ストアアドレスの予測を用いた投機的実行を提案する。ロードアドレスを予測することでロード命令を投機的に実行し、さらに該ロード命令とデータ依存関係にある命令も投機的に実行する。また、ストアアドレスを予測することでメモリ参照のあいまいさを投機的に解消し、さらに該ストア命令と潜在的に依存関係にあるロード命令も投機的に実行する。ロード・ストアアドレスの予測に失敗した場合にはペナルティを被るので、高精度の予測機構が必要である。従来プリフェッチに用いられていた簡易な予測機構を採用して、シミュレーションによりプロセッサの性能向上を確認した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-08-20
著者
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