オオムギうどんこ病菌に対するメチオニンの抑制作用について : 第I報 各発育段階におけるオオムギうどんこ病菌の光顕観察
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概要
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This paper deals with the results of experiments, in which excised first leaves of barley seedlings were inoculated with conidia of race 9 of Erysiphe graminis f. sp. hordei, the basal parts of the leaves being inserted in solutions of L-, DL-and D-me thionine. On barley leaves treated with methionine, germination of conidia and penetration of the fungus into the epidermal cell wall were as good as on control plant. Inhibition of the fungal developmemt became apparent only after the penetration process started. The form of the primary haustoria showed anomalies in reduced number and abnormal elongation of projections and the absorbing function fell remarkabley. Formation of the secondary and subsequent haustoria was reduced, but the ratio of haustoria to hyphal cells per colony was higher than control. When the leaves were treated with L-methionine before inoculation, colony development was very poor and formation of conidiophores and conidia did not occur. In the treatment with D-methionine, the produced colonies were observed to form single conidiophores which produced conidia. On the leaves treated with methionine 2 or 3 days after inoculation, conidiophores and conidia were observed to develop but they were scanty. In the treatment with L-and DL-methionine after sporulation commenced, namely 5 days after inoculation, long chains of unreleased conidia numbering twenty or more were found on conidiophores. Germination and appressoria formation of such conidia were poor as compared with control and colony formation by them was very rare.
- 日本植物病理学会の論文
- 1977-01-25
著者
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