ナス土壌伝染性病害における宿主内諸酵素活性と病害診断
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The diagnosis at early stages of infection with soil-borne pathogens in eggplant was tried by the measurement of enzyme activities in leaves. The leaves of eggplants were inoculated with Verticillium dahliae, Fusarium oxysporum f. sp. melongenae and Pseudomonas solanacearum and the enzyme activities of peroxidase, polyphenol oxidase, phenylalanine ammonia lyase, β-1,3-glucanase (Glc), superoxide dismutase (SOD), polygalacturonase, pectin methylesterase and amylase (Amy), were measured. The leaves of eggplant infected with V dahliae showed higher activities of Glc and Amy than the healthy and the other diseased leaves. The Amy activity of the leaves infected with F. oxysporum was slightly higher than that of healthy leaves, but the difference between the Amy activities of the leaves infected with F. oxysporum and P. solanacearum was not clear. The leaves of eggplant infected with P. solanacearum showed higher activity of SOD. The usefulness of the measurement of enzyme activities for a rapid diagnosis for diseases was discussed.
- 日本植物病理学会の論文
- 1994-08-25
著者
-
田中 寛
大阪環農水総研
-
田中 寛
大阪府立食とみどりの総合技術センター
-
瓦谷 光男
大阪府立農林技術センター
-
田中 寛
大阪府立農林技術センター
-
草刈 真一
大阪府立農林技術センター
-
守田 伸六
大阪府立農林技術センター
-
瓦谷 光男
大阪環農水総研
関連論文
- C303 トマトサビダニの密度とトマトツメナシコハリダニの捕食量
- E217 ドクガArtaxa subflava(Bremer)の性フェロモン : 同定と野外誘引
- E216 ヒロヘリアオイラガParasa lepida (Cramer)(チョウ目 : イラガ科)の性フェロモン : 同定と野外誘引
- 太陽熱を利用した野菜害虫の防除法
- D102 チャコウラナメクジ忌避資材のスクリーニング
- 20 土壌肥料・病害虫ジョイントプログラム : ナメクジが好むECは?(関西支部講演会,2007年度各支部会)
- F103 Btと除草剤耐性の両遺伝子を導入したユーカリにおけるハムシ類に対する毒性(病理学・微生物的防除)
- 2008年度近畿地区における病害虫関係の研究動向
- カラシナ,ミズナ,コマツナ,レタスに同時発生したRhizoctonia solani Kuhn AG-1ICによる苗立枯れ症状
- カラシナ, ミズナ, コマツナ, レタスに同時発生した Rhizoctonia solani Kuhn AG-1 IC による苗立枯れ症状
- (220)ヒノキチオールおよびヒバ油製剤を用いたキュウリうどんこ病,べと病,およびコマツナ萎黄病の防除効果(平成16年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- 酸化電位水の植物病原菌に対する殺菌効果とキュウリ,ナスうどんこ病害防除への利用
- チャコウラナメクジに対する竹酢液、木酢液およびサザンカ系サポニン粒剤の忌避効果
- ミヤコカブリダニ放飼による施設ブドウのカンザワハダニの防除効果とDDVPくん煙剤併用の効果
- (54) ナス半身萎凋病菌産生毒素に対する耐性カルスの選抜について (昭和60年度地域部会講演要旨(関西部会))
- フェニトロチオンのマウス肝臓ホモジネートおよびマウスによる (R)_p-(+)-デスメチルフェニトロチオンへのエナンチオトピック脱メチル化反応
- S023 トノサマバッタはどんな条件下で害虫になるか?(小集会)
- ρ-ニトロフェニル-β-D-ラミナリテトラオシドによる, 簡易β-1,3-グルカナーゼ活性測定法とナス半身萎ちょう病の診断への応用
- A305 ソラマメ葉片浸漬法によるミナミキイロアザミウマ個体群の薬剤殺虫効果の比較
- ドライフラワーに発生したチャマダラメイガについて
- 43 チャコウラナメクジが忌避する土壌中の銅イオン濃度の推定(関西支部講演会,2008年度各支部会)
- チャコウラナメクジにおける土壌中の鋼イオンに対する選好性の評価
- C203 フェニトロチオンの主代謝産物、デスメチルフェニトロチオンの鏡像体比のキラル HPLC による分析
- フェニトロチオンの主代謝産物, デスメチルフェニトロチオンの鏡像体比のキラル HPLC による分析
- ハウス栽培ナスにおける除草による害虫防除
- A56 ハウス栽培ナスにおける定植前の除草による害虫防除(防除技術)
- A110 チャバネアオカメムシとツヤアオカメムシ合成集合フェロモンの製剤化(II)(防除法・害虫管理・IPM)
- (223) ヒノキチオール製剤(アクアHN-52)によるキュウリうどんこ病, 褐斑病の防除(平成17年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- Colletotrichum destructivumによるシソ炭疽病(新称)(学術報告)
- (247)マイクロプレートを利用したナスすすかび病菌のクレソキシムメチル剤感受性検定法(平成15年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- Corynespora Cassiicolaによる新病害シソ斑点病
- (13) Corynespora sp. によるシソ斑点病 : 新称 (日本植物病理学会大会)
- チャコウラナメクジの忌避資材のスクリーニング方法
- イチジクにおけるクワカミキリの防除
- 水稲の疎植による病害虫の発生抑制効果
- ハウス栽培のクレソンにおけるコナガの季節消長
- ハウス栽培のクレソンにおけるコナガのBT剤抵抗性
- 除去法によるチャコウラナメクジの生息個体数推定
- D105 露地ブドウにおけるチャノキイロアザミウマとカブリダニ類の空間分布
- キク葉片浸漬法および虫体浸漬法によるアワダチソウグンバイ成虫の薬剤殺虫効果
- ブドウにおけるチャノキイロアザミウマとコウズケカブリダニの個体群密度に及ぼす薬剤散布の影響
- C304 栽培期間の短い軟弱野菜における効果的な殺虫剤試験法の検討
- H109 性フェロモン剤および防虫ネットによるハウス栽培軟弱野菜の鱗翅目害虫防除(一般講演)
- G217 トマトサビダニの天敵であるコハリダニ類に対する各種薬剤の悪影響(一般講演)
- 各種薬剤処理によるトマトサビダニの防除効果
- チリカブリダニ放飼によるハウス栽培ナスのハダニ類の防除
- 農作物生産の最新技術 ソラマメ催芽種子浸漬法によるアザミウマ類の薬剤殺虫効果の簡易判定
- H316 チャコウラナメクジの生息密度,誘殺率および防除効率の推定(一般講演)
- BT抵抗性コナガにおける内的自然増加率の低下
- E109 コナガにおけるBT剤抵抗性発達が幼虫発育期間および蛹重に及ぼす影響(発生学・遺伝学・毒物学・抵抗性・殺虫剤作用機構)
- ナスの果皮と葉面における薬液被膜厚の推定とその有用性
- C213 ナスの果実と葉における薬液被膜厚の推定とその応用
- 黄色蛍光灯によるヤガ(夜蛾)の防除--その1:青ジソのハスモンヨトウの防除
- I101 マメハモグリバエの蛹の高温耐性(防除法・害虫管理・IPM)
- 黄色蛍光灯によるヤガ(夜蛾)の防除 (環境保全特集) -- (環境保全)
- E2-3 微生物殺虫剤の総合的防除への組み込みと課題(E-2 微生物による害虫防除を考える会-その開発と利用の問題点)(小集会)
- 166. 黄色蛍光灯による青ジソに飛来するハスモンヨトウの防除
- (20) ナスすすかび病菌培養液中の ABA 活性の有無について (関西部会)
- ナス土壌伝染性病害における宿主内諸酵素活性と病害診断
- (53) ナス青枯病罹病葉における SOD 活性について (関西部会)
- (58) ナス土壌病害の病徴発現時における酵素活性変化 (関西部会)
- G203 日本におけるトノサマバッタの生態IX. : 幼虫および卵の発育速度(生理学・内分泌など)
- 地域特産物の病害虫-11-シソの病害虫(植物防疫基礎講座)
- 植物防疫基礎講座 農業害虫および天敵昆虫等の薬剤感受性検定マニュアル(27)果樹害虫:ミカンサビダニ
- 青ジソ(おおば)における害虫の防除対策
- フェロモンによる施設害虫の防除 (性フェロモン)
- 施設栽培におけるコナガの総合防除
- わが国におけるトマトツメナシコハリダニ(新称) Homeopronematus anconai (Baker) の発見とトマトサビダニに対する捕食の確認
- 被覆資材とタマゴバチTrichogrammaの併用によるコナガの防除
- 被覆資材とタマゴバチ(Trichogramma)の併用によるコナガの防除
- めっき膜の抗菌作用とその応用
- 1990年度近畿地区における病害虫関係の研究動向
- (65) ナス台木トルバム・ビガーの半身萎ちょう病抵抗性について : (2) フェノール類の量的変化 (関西部会)
- マメハモグリバエ蛹の致死温度および太陽熱による防除法の有効時期
- クレマチスに発生したBotrytis cinereaによる灰色かび病
- 7 アブラナ科野菜の総合的作物栽培管理技術開発における局所施肥の効果 : 局所施肥が雑草抑制に及ぼす影響(関西支部講演会,2009年度各支部会)
- G211 ソラマメ催芽種子浸漬法によるアザミウマ類の薬剤殺虫効果の簡易検定(一般講演)
- 屋根散水によるパイプハウス内の昇温抑制
- ハイテク園芸 天敵カルテシステムとその利用
- ミツバ害虫の総合的防除の試み
- 害虫掃除機「No薬君」によるコナガの防除
- 天敵の普及にあたっての問題点とその対策--天敵カルテ構想 (特集 国内における天敵利用の現状と展望)
- Begonia×hiemalisの葉柄片培養における培地中糖濃度の測定によるCO2施用開始適期の推定
- (46) 銀被覆繊維布(オクトクロス)添加による養液栽培トマトの根腐病防除効果とトマトの生育への影響 (関西部会講演要旨)
- コナガの総合的防除法確立のための各種防除手段の評価
- D1-4 施設アブラナ科野菜(クレソン)栽培における害虫管理(施設園芸における害虫管理)(小集会)
- エダマメの機械脱莢が品質に及ぼす影響
- 潜熱蓄熱,重油複合暖房機の性能試験(資料)
- 不織布資材の保温性について
- 潜熱蓄熱,重油複合暖房機に関する研究
- 屋内でみられる小蛾類-食品に混入するガのプロフィール, 広渡俊哉, 2004, 文教出版, 大阪, 105pp., 1,400円(税別), ISBN4-938489-15-3
- 持続的な施設野菜生産に不可欠な害虫の物理的防除技術
- 水槽蓄熱ハウスの性能試験
- 果菜類の接着剤利用による新接ぎ木法
- 園芸施設用農薬少量散布機による散布薬液の粒径分布と施設内環境
- 園芸施設用農薬少量散布機による散布薬液粒子の捕集法と粒径分布
- ビニ-ル温室の内張りカ-テン効果について
- C211 ミツバにおけるカンザワハダニの薬剤防除効果の要因-葉裏への薬液付着
- 2B22 サザンカ油粕粒剤,木酢液,竹酢液はチャコウラナメクジに効くか? : 忌避効果試験方法(生物活性・検定法 環境科学・生態影響,一般講演要旨)
- B301 高濃度薬液枝幹散布による緑化樹害虫管理の検討(製剤・施用法 残留分析 毒性,一般講演要旨)