線形論理から非同期π計算への変換における等価関係保存について
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概要
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本稿では, 線形論理を用いた並行計算系から非同期π計算への変換による等価関係の保存について検討する.使用する線形論理の部分体系は小林によるACLに基づき定義する.本稿の線形論理の部分体系で使用されている推論規則はLLの推論規則を用いて導出可能である.本稿では, この部分体系を用いた操作的意味論として, 線形論理の論理式の遷移を表現するためのラベル遷移システムを導入する. 非同期π計算はAmadioによって提案されたものに基づき定義する.線形論理の部分体系を用いて表現される論理式から非同期π計算のプロセスへの変換規則を定義する.変換前後の線形論理の論理式とπ計算のプロセスについて双模倣等価性保存の検証を行う.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-08-15
著者
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