名作詰将棋における感性の定量的評価
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概要
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知性と感性がオーバラップした感性情報の評価モデルとして,精緻な論理性を有する詰将棋問題をとり上げる.日本将棋連盟主催の問題創作コンテストの作品(70問題)に対し,問題の好感度に及ぼす予想要因(詰め手順や図式の特徴)を計測し,得点(好感度の集計値)との相関を分析した.さらに,従来作品(12000問題)との差も定量的に解析した.その結果,問題の新鮮さや問題を解く難しさが好感を持たれ,特に詰め上がり図における玉の開放度の大きさ(解放感)が最も好感度に影響していることが分かった.
- 1994-11-15
著者
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小山 謙二
NTTコミュニケーション科学研究所
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小山 謙二
Nttコミュニケーション科学基礎研究所
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小山 謙二
日本電信電話株式会社 Nttコミュニケーション科学基礎研究所
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河野 泰人
NTTコミュニケーション科学研究所
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河野 泰人
Nttコミュニケーション科学基礎研究所
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河野 泰人
日本電信電話(株)nttコミュニケーション科学基礎研究所
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