体系的探索による裸玉詰将棋問題の創作
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概要
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盤面の駒が玉1枚の裸詰将棋問題は, 簡素な配置ゆえそれ自身高度な芸術性を持つ論理ゲームである.裸玉問題を解いたり, 創作(発見)するのは人間にもコンピュータにも難しい.すべての裸玉問題を体系的に解明することが課題となっている.まずすでに発表されている裸玉問題を検討した.次に, 詰む最小持駒集合の定義と性質を述べ, 体系的に新作問題の候補を見つけ出す方法を明らかにした.最後に, 詰将棋プログラムとコンピュータを援用して, 玉の位置が1八の問題を網羅的に探索した.その結果, 完備な詰む最小持駒集合を得るとともに, 5つの準完全作と1つの完全作を発見した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-07-15
著者
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