コミュニケーション情報を活用した設計知識継承手法の実験と考察(セッション1 : ナレッジワーク環境)
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概要
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製造業において設計品質向上や不具合再発防止は重要な経営課題であり、これらの解決には設計開発に関わる正しい知識継承が必要である。一般的な設計知識の共有の取組みは、成果物としてのドキュメントを電子化して共有することにあるが、それらは通常結論だけが含まれ、そこに至った経緯や設計意図の共有が難しい。一方、メールなど業務上交わされるコミュニケーション情報には、結論までの経緯や設計意図といった背景情報が含まれ、結果的に重要な事柄をやり取りしていることも少なくない。本稿では、業務プロセスとコミュニケーション情報を連携させた知識共有の仕組みを提案し、実際に設計現場で試作システムを運用した結果について述べる。また、この実践を通して得られた知見をもとに知識継承手法について考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-03-17
著者
-
梅木 秀雄
株式会社東芝研究開発センター
-
阿部 真美子
株式会社東芝研究開発センター
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中山 康子
株式会社東芝研究開発センター
-
中山 康子
(株)東芝研究開発センター
-
中山 康子
株式会社東芝 研究開発センター 情報・通信システム研究所
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梅木 秀雄
東芝 研開セ
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