コミュニケーションに埋もれた知識を活用するコミュニティウェア
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概要
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「あの情報はたしかメールでもらったはずだが見つからない」、「昔メールで議論した内容の結論がどうなったか知りたい」、「このメーリングリストでこれまで出てきた有用な情報を知りたい」といった経験は、電子メールに代表される電子的なコミュニケーションを日常利用している人なら少なからずあるだろう。しかし、蓄積されたメッセージに対する単純な検索機能だけで、こうした要求に応えることができるだろうか。内容的にまとまった共有文書と異なり、メッセージは断片的でかつメッセージ間の関係やメタ情報など文面以外の情報が重要になることが多い。こうした特徴を活かし、コミュニケーション情報を個人やコミュニティの知識リソースとしてうまく活用するシステムへの取り組みについて本稿で解説する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-10-15
著者
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