企業内コミュニティの長期運用分析(コミュニケーション)
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概要
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企業内におけるCCMS(Community Content Management System)は長期運用が前提であり、コミュニティの運用を効率的に行い、蓄積された業務ノウハウや議論内容を組織知として維持していくことが求められる。このためには、各業務コミュニティの特徴に合わせ、適切なコミュニティ運用方針と支援機能を選定し、設計することが重要である。我々は、9年間に渡る社内CCMSの運用経験から、業務でのコミュニティ活動を5タイプに分類し、各タイプのコミュニティの特徴と、効率的な運用に求められる機能をまとめた。その結果、課題が明確で参加部課数が限られるタスクフォース型では、コミュニティの移行機能とグルーピング機能、長期的なテーマで多くの組織が参加するフォーラム型では、管理者の運用・引き継ぎ支援機能が重要であることがわかった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2009-03-11
著者
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梅木 秀雄
株式会社東芝研究開発センター
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坪井 創吾
株式会社東芝研究開発センター|現在,東芝ソリューション株式会社プラットフォーム事業部
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坪井 創吾
株式会社東芝研究開発センター
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石井 岳
株式会社東芝研究開発センター
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坪井 創吾
東芝 研開セ
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坪井 創吾
株式会社東芝研究開発センター|現在 東芝ソリューション株式会社プラットフォーム事業部
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