ネットワーク環境に対応した情報システムの開発ライフサイクルに関する考察
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概要
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SDLCに代表される情報システムのライフサイクルは、これまでコンピュータシステムを中心として捉えられてきた。そして今日では、コンピュータシステムが普及し、システム自体がネットワーク化されてきたことで利用範囲が急速に拡大している。このように多様な環境で多様な利用者がシステムに接することができる環境では、単にコンピュータシステムや個々の情報技術のみを中心に捉えたのでは情報システムのライフサイクルをうまく表現できないばかりか、情報システムとして捉える対象をも誤ってしまうこととなる。そこで、本論文ではネットワーク環境に適応した情報技術とそれを利用する利用者環境との双方を包含した新しいライフサイクルモデルを提案する。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 2002-06-22
著者
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