情報システム視点からの電子書籍出版に関する考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では、電子書籍出版ビジネスを、電子書籍を媒体とする情報システムと捉え、電子書籍が持つ機能性と共に、それを巡る社会、利用者、普及活動などの利用環境の視点から総合的に分析する。分析の結果として、現在の電子書籍出版ビジネスを巡る問題点が、大型の書物では優位とされてきた可搬性と利用シーンでの使い勝手の悪さにあることを明らかにする。この結果に基づき、大型でない一般書物の電子書籍出版ビジネスの可能性について考察する。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 2004-05-21
著者
関連論文
- 編集の善悪の彼岸--カフカと草稿と編集文献学 (特集 草稿の時代)
- LO-2 運用環境を中心とした情報システムデザイン(O. 情報システム)
- ネットワーク環境に対応した情報システムの開発ライフサイクルに関する考察
- 情報システムの認識と情報空間の変化に関する考察
- O-029 実践的運用を目指した授業支援システムの開発(O.情報システム)
- 情報システム視点からの電子書籍出版に関する考察
- タイル絵制作を題材とした学習支援システムにおける実世界指向インタフェースの開発(3) : 実世界作業空間を共有できるプロジェクターの試作と評価
- 企業情報システムにおける知識の枠組みとそのシステム
- 「本文」編集のアポリア--宮沢賢治の校本全集を例に
- 編集文献学に基づく人文科学資料エディティング・システム構築の試み : 第一段階としてのカフカ・テクスト情報の構造化と実装
- 企業情報システムにおける知識の枠組みとそのシステム
- デジタルアーカイブのための新しい「文献学」 : 未来の「文学全集」、そしてその先にあるものを考えて
- 文献学はコンピュータに何を託すべきか : カフカのテクスト編集の問題を例にして
- Kafka und sein japanischer Zeitgenosse Kenji--Uber die nachgelassene "Schrift" der beiden Dichter
- 「正統なテクスト」の終焉--ドイツ文献学史概説の試み
- Prozessか、Processか、Processか?--フランツ・カフカの遺稿編集をめぐって
- 文学研究資料の未来をめぐる一考察--編集文献学とアーカイブズ学の狭間で
- 「私的なもの」と「公的なもの」: フランツ・カフカの『城』をめぐる考察
- 『審判』が十六分冊になった理由 : フランツ・カフカの遺稿編集が陥ったジレンマ
- 境界線の探究 : カフカの編集と翻訳をめぐって (特集 翻訳の創造力)