より効率的な墨塗りシステムの開発と評価(セッション1)
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概要
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署名付き電子文書は,必ずしも署名したときのまま利用されるとは限らない.例えば,行政文書が情報公開制度に基づき開示される際,そこに記述された個人情報や国家安全情報は,通常「墨塗り」された上で開示される.この一連の手続きを従来の電子署名技術を用いて実現しようとした場合,保管時に付与した署名が,その文書の一部を秘匿することによって検証できなくなる問題を「電子文書墨塗り問題」と呼び,これに対応可能な電子文書の真正性保証技術が提案されている.本稿では,既に提案されている真正性保証技術によって,文書を加工する為のデータ量の改善および評価,さらに人に優しいユーザインタフェースの考察と実装を行った.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-05-21
著者
-
佐々木 良一
東京電機大学
-
石井 真之
東京電機大学
-
鹿志村 浩史
東京電機大学
-
増渕 孝延
東京電機大学
-
佐々木 良一
東京電機大
-
小川 典子
東京電機大学工学部
-
増渕 孝延
東京電機大学工学研究科情報メディア学専攻
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